Research Highlights
独立行政法人理化学研究所(理研)は日本最大の自然科学研究機関のひとつであり、国外内の研究所・研究センターに3,000人以上の研究者を抱えています。理研の研究者は、化学、物理学、材料学、ナノテクノロジーから遺伝子学、バイオテクノロジー、植物科学や薬学研究まで、あらゆる分野の科学技術において2,000報以上の論文を毎年発表しており、RIKEN RESEARCHは、毎週その中から選りすぐりの論文にハイライトを当てています。Research Highlightsはタイムリーで読みごたえのある論文の要約で、専門家だけでなく専門以外の方にも理解しやすいスタイルで書かれています。
Weekly Research Highlights
-
見えてきた抗がん剤の作用の「かたち」
Published in Chemistry & Biology
抗がん剤が腫瘍細胞に引き起こす特徴的な形態変化を収集したデータベースは、創薬研究を加速する
-
植物が細胞成長を止める仕組み
Published in The EMBO Journal
シロイヌナズナで、成長のタイミングに合わせて細胞の大きさを決定する分子経路が見つかった
-
溶けたり固まったりする電子の結晶
Published in Physical Review Letters
一次元の電子結晶の異常な融解と結晶化が実験で初めて実証された
-
脂肪の蓄積を促進する新たな因子
Published in Science Signaling
脂肪細胞で炎症性シグナル伝達を促進するタンパク性因子は、食餌誘導性の肥満の引き金となる
Highlight of the Month5月
かごに閉じ込められた生体分子が語る貴重な情報
Published in Nature Communications
自己組織化を利用して巨大なカプセル中にタンパク質を閉じ込める技術は、重要な天然分子であるタンパク質の生化学分析に役立つだろう