RIBFで映画「Jumper」の撮影
14 March 2008 (Volume 3 Issue 3)
今春封切られるハリウッドSF映画「Jumper」。そのワン・シーンの撮影は、実は理研の仁科加速器研究センターで昨年2月に行われていた。監督のダグ・リーマン(代表作“Mr. & Mrs. Smith”)、主演のヘイデン・クリステンセン(“スター・ウォーズ・エピソード2、3”)を含む総勢約100人の関係者が来所し、早朝7時に始まった撮影は、日付が変わった翌日6日の朝2時に終了した。残念ながら、理研での撮影はカットされてしまったが、撮影の合間のランチタイムに、科学への興味について、リーマン監督より興味深いお話を聞くことができた。「“Mr. & Mrs. Smith”は、初めて好きになったアクション映画です」とのコメントに、「あれは恋愛映画だよ」とチャーミングに答えてくれた監督との主な質問と回答の内容は下の通り。
Q:この映画を撮ることになったいきさつは。
L:“Mr. & Mrs. Smith”の製作会社から、1年前にオファーがあったのが始まり。スタッフも、“Mr. & Mrs. Smith”のスタッフとかなり重なっており、家族みたいだよ。憎んだり、愛し合ったり、ね。(笑)
Q:映画で研究施設を使ったのは初めてですか。
L:初めてだ。ここで撮影することが決まって、実は、Wikipediaで、世界中の加速器施設のことを調べたんだ。月に行くのと同じくらい素晴らしい仕事だね。RIBFには感激し、インスパイアされたよ。
Q:科学について興味はありますか。
L:実は、高校で一番成績が良かったのは、物理なんだ。自分でも、ロボットを作ったことがあるよ。ネコの形のロボットだったけどね。大学進学に当たって、物理という選択肢も少し考えたが、結局歴史を選んだ。でも、今回の映画のように、映画も科学的要素を少なからず含むからね。それに、家族に神経生物学者が居るんだ。だから、科学は身近に感じるよ。自分のハートは科学にあり、いつも科学的なものに興味があるよ。
なお、SRCの上部には、監督とヘイデン・クリステンセンの書いたサインが残されている。